イシダイは春、秋ともに良く2~3㎏級が主体。大美漁島東側は足元から水深があり、最干からの上げ潮と下げ潮の流れ始めを狙う。ここはウネリがあると満潮時に足元を洗うので注意すること。なお、反転流が生じるときはあまり良くない。 平バエは、イシダイ釣りの開拓が比較的遅かったポイントで、春の乗っ込み期に数釣りし、秋はかず、型と最高に良い。4㎏級の実績多し。 大美漁島の西側は、水深が17~18mで下げ潮と上げ潮の反転流を狙い、数釣りが可能。根掛かりが激しいので遠投釣りには向かない。春、秋ともに良い。 中美漁島との水道部は上げ、下げ共に狙え、潮止まり前後のゆるみがけに大型が出る。下げ潮は横流れが激しく釣りにくい。 クロ、イサキ、マダイは各釣り座で潮目を流す。イサキ、マダイはカゴ釣りで秋〜晩秋に大型。とくにマダイは5〜6㎏級がアタる。 クロは2~3月のサラシの出る日に500g~1㎏級の数釣り。 10~11月は5~6㎏クラスのヒラスの回遊があり、アジゴの泳がせ釣りで狙うと確率が高い。
平バエは美漁島の中では、近年になって開拓されたイシダイ釣り場で、今では大美漁島の本命ポイントとされている。 Aは上げ潮のポイントで、水深が20~22mと深く、底根がかなり荒い。足元での宙釣り、底釣りともに良く、乗っ込み期に数釣りが楽しめる。 Bは上げ潮で足元のハエ根の先を釣り、水深は17~20m。下げ潮は20~25mの遠投で30~32mのタナを狙う。ここは反転流が入る時もOK。小、中型の数釣りポイントだが、遠投で4㎏の実績がかなりある。 Cは下げ潮の時に足元を狙い、小、中型の数釣り。下げ潮は本流の潮目を遠投で狙うか、反転流が入る時にハエ根の際を狙う。 春は1~3㎏級の数狙い、秋は数、そして4㎏級の型狙い。