大瀬鼻、大立神を流れる潮は両潮とも激流のように速い。 大瀬鼻のイシダイは5㎏オーバーの実績あり、2~4㎏級が主力。上げ潮の動き始めと、潮止まり前後がチャンス。 上物のクロは先端部がカゴ釣り、立神向きがフカセ釣りのポイントで上げ潮を狙う。マダイ、イサキは、下げ潮で狙えるが、潮流が速いので仕掛けをヨドミへ引き入れることが大切。 小立神は低い磯なのでナギの日に限り上陸可能。イシダイは上げ潮を狙うが、ここも潮が速いため、緩んだ時がチャンス。クロは潮目を流すと、2~3㎏級のオナガがアタる。 大立神のイシダイは、竿3本程投げて足元を釣る。下げ潮は激流で仕掛けが落ち着きにくい。ここは上げ潮の反転流を狙うと、型、数ともに期待できる好ポイント。 上物は沖へ払い出す下げ潮で、キロクラスが数釣りできる。潮が速いので1~2号クラスのウキで仕掛けを沈めるのがコツ。 中の瀬横のイシダイポイントは、釣り座が前スベリで足場が悪いが、ゆるやかな上げ潮が入るので仕掛けが落ち着きやすく、他よりも攻めやすい。ここは下げ潮でも2~4㎏級が出る。 中の瀬はクロのポイントで500g~1㎏級の数釣り場。ゆるやかな上げ潮が本命。 一帯は立神以外は陸行する釣り人が多く、ポイントへ入れないことがある。