五島列島探検隊

九州長崎に浮かぶ五島列島で石鯛釣りをする為に必要な、釣りポイント・仕掛け動画、おすすめ渡船・民宿紹介、各種ルアー、エギングの情報を集めたサイトです。

エサについての情報です。
より確実に石鯛が釣れるように渡船・船釣りの都丸の協力の基、地元での長年の経験が活かされた情報です。

エサについて

サザエ
サザエ
石鯛釣りではポピュラーな餌の一つ
なるべく小ぶりなものを選び、殻を割って蓋を外して2~3個針にかけて使用します。低水温時の低活性時には身の赤い部分も切ります。柔らかく餌持ちはあまり良くないので餌取りの少ない時に使用します。
トッポガニ
トッポガニ
五島列島に生息するカニ。
爪や甲羅が硬く餌持ちは最高クラス。硬い割には石鯛の食い込みが非常によく、勝負が早いのでよく使用されます。
また、食いが悪いときは甲羅を外し剥き身したり、大きいものは半分に切ったりとバリエーションも豊富。爪も付け餌として使えます。足は撒き餌にします。年中使用可能ですが、冬場は手に入らないので活かしておくか冷凍保存します。
トッポガニの付け方(剥き身)
トッポガニの付け方(剥き身)
トッポガニの付け方(剥き身)足と爪を切り離し目と目の間をハンマーで叩き手で甲羅を剥きます。餌取りが多いときはイマイチですがここ一発の食い込みは最高です。
トッポガニの付け方(反割り)
トッポガニの付け方(反割り)
トッポガニの付け方(反割り)大きめのカニは足と爪を切り離しハサミで真ん中から真っ二つにします。甲羅は付けたままです。
ガンガゼ
ガンガゼ
この餌を知らない人はほとんどいないでしょう。
トゲをカットし、ウニ通しで中心に針をかけます。低活性時でも強い匂いで石鯛を寄せる事があるので必需品です。トゲに注意しましょう。餌取りが多いときにはトゲは切らずに使用することもあります。年中使用可能。
ヤドカリ
ヤドカリ
ヤドカリもほとんどの人が知っているでしょう。
ここ一発の時に威力を発揮します。近くに石鯛がいればかなりの確立でヒットします。入手困難ですが喉から手が出るほど欲しい餌です。ハサミ、足を切り離しウニ通しで針に装着します。年中使用可能。
カラス貝
この餌も石鯛の大好物。大き目のものを3~5個剥き身にし、針にかけて餌巻き糸で締めます。剥いた殻で餌を包み更に糸で巻いて使用します。剥き身のままでも使えますが柔らかすぎる為、餌取りが多いと一瞬でなくなります。
赤貝
赤貝
低水温時(冬場、のっこみ前の低活性時に使用します。)剥き身の塩締め、または荒割りにし、3~4個かけて使用します。やはり身が柔らかいため、餌取りが多いときの釣りには向きません。

撒き餌について

石鯛釣りには撒き餌は欠かせません。
撒き餌を撒く事により魚の活性を上げ、浅棚まで浮かせることが出来ます。
また、釣行前に撒き餌をする事で、その場に石鯛を留めておく事も可能です。

釣行前の撒き餌

理想としては釣行前1週間ごろから2~3回に分けてポイントに撒き餌をするのが良いでしょう。ウニ殻、フジツボ、カメノテ、カキ殻等を潮止まり、ポイントに対して当たり潮に打ち込みます。あまり潮が早いときに打ち込むと流されてしまうので逆効果になります。

釣行時の撒き餌

釣行時に撒くことも忘れてはなりません。
サザエの殻、カニ・ヤドカリの足、餌取りの食いかけのガンガゼなど十分撒き餌として使用できます。ウニ殻を潰して撒いたり、フジツボ、カメノテなど自生するものを潰して撒いたりもします。ウニ殻は釣具店でも購入できますが、自生するものに関しては採取が禁止されている場所などあるので事前に調べておくことが必要です。どうしても撒き餌の入手が困難な場合は、マルキューのウニダンゴ・ギンワサ・デカバンなど使う場合があります。

撒き餌をする時の注意

基本は上からパラパラ撒くのが理想。
ただし、横流れがきつい時や払い出しがきつい時などは厳禁。潮が早すぎるときに撒くとポイントが離れてしまい、当たりが無くなる事もあります。