地磯の先端部は至る所でイシダイが狙えるが、全体的に水深が乏しく、穴や海溝が少ないため底を探ると物足りなさを感じる。しかし、沖へ行くほど底根が荒くなっているので、クロ、イシダイ共に魚影は濃い。 大小瀬の地は、古くからイシダイ師たちが竿を出した釣り場で、この一帯の中の本命ポイント。ワンド側での実績が高く、先端部からの遠投で3~4㎏級と良型が狙える。アラも10~20㎏が出たことがある。 冬~春先のクロはウキ下3ヒロ~竿1本半で沖へ出る潮を攻める。型は800g~1.5㎏だが、あまり数は望めない。 秋~晩秋にかけては、カゴ仕掛けを用いた夜釣りでマダイ、イサキの良型が出る。